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8.くらしの中の水質管理

給水栓水(蛇口)の水質管理

給水栓水に色が付いたり、濁ったり、異物が混入することがあった時の原因究明の目安です。

着色がある場合
赤茶色の水 配管内のサビの剥離が原因。鉄の残留検査をおすすめします。
黒い水 配管内のサビの剥離が原因。マンガンの残留検査をおすすめします。
青い水 衛生陶器に青色の結晶がある・・銅の残留検査をおすすめします。
白い水 亜鉛の可能性があります。亜鉛の検査をおすすめします。

※亜鉛の場合、煮沸すると白濁します。
コップに汲んで静置した時、下の方から澄んでくる場合ば空気の混入。

臭気がある場合
金気臭 鉄、マンガン、亜鉛の検査
油臭 カッティングオイル、揚水ポンプの機械油
泥臭、カビ臭 有機物の腐敗分解、プランクトンの発生
異物がある場合
油、砂、小石、生物 配管工事時に混入
味がある場合
金属味 鉄、亜鉛等の金属
酸味 水の酸性が強い

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節水について

私たち国民ひとり一人が、豊富で安価であるとの水に対する認識を改め、水が有限で貴重な資源(財産)であることと認識しなければなりません。
ムダ使いしがちだった水利用を改め、合理的な水の使い方(必要な水は必要なだけ使い、ムダな水利用はなくすようにする。)に努めましょう。
今一度、毎日の暮らしの中で水の使い方を工夫してみましょう。

(1)洗顔,歯磨きは水を流しながらせず、ためて行ないましょう。
(2)炊事には水の出を調節しましょう。節水コマは有効です。
(3)洗濯も風呂の残り湯を使ったり、洗い方を考えてしましょう。
(4)洗車はバケツ洗いでしましょう。
(5)掃除、撒き水は風呂の残り湯を使いましょう。
(6)水洗トイレは節水型機器もあります。

7.水質検査後の対策 | 9.水の健康診断のすすめ

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