給水栓水(蛇口)の水質管理
給水栓水に色が付いたり、濁ったり、異物が混入することがあった時の原因究明の目安です。
着色がある場合
赤茶色の水 | 配管内のサビの剥離が原因。鉄の残留検査をおすすめします。 |
---|---|
黒い水 | 配管内のサビの剥離が原因。マンガンの残留検査をおすすめします。 |
青い水 | 衛生陶器に青色の結晶がある・・銅の残留検査をおすすめします。 |
白い水 | 亜鉛の可能性があります。亜鉛の検査をおすすめします。 |
※亜鉛の場合、煮沸すると白濁します。
コップに汲んで静置した時、下の方から澄んでくる場合ば空気の混入。
臭気がある場合
金気臭 | 鉄、マンガン、亜鉛の検査 |
---|---|
油臭 | カッティングオイル、揚水ポンプの機械油 |
泥臭、カビ臭 | 有機物の腐敗分解、プランクトンの発生 |
異物がある場合
油、砂、小石、生物 | 配管工事時に混入 |
---|
味がある場合
金属味 | 鉄、亜鉛等の金属 |
---|---|
酸味 | 水の酸性が強い |
節水について
私たち国民ひとり一人が、豊富で安価であるとの水に対する認識を改め、水が有限で貴重な資源(財産)であることと認識しなければなりません。
ムダ使いしがちだった水利用を改め、合理的な水の使い方(必要な水は必要なだけ使い、ムダな水利用はなくすようにする。)に努めましょう。
今一度、毎日の暮らしの中で水の使い方を工夫してみましょう。
(1)洗顔,歯磨きは水を流しながらせず、ためて行ないましょう。
(2)炊事には水の出を調節しましょう。節水コマは有効です。
(3)洗濯も風呂の残り湯を使ったり、洗い方を考えてしましょう。
(4)洗車はバケツ洗いでしましょう。
(5)掃除、撒き水は風呂の残り湯を使いましょう。
(6)水洗トイレは節水型機器もあります。