作業環境測定部門では、有害物質を使用する作業場内での空気環境測定や、分析評価を、
室内環境測定部門では、学校や住宅のシックハウス調査(ホルムアルデヒドやトルエンなどの調査分析)や、
アスベストの調査・分析等、さまざまな測定・分析・調査を行っています。
事業者は、有害な業務を行う屋内作業場その他の作業場で、政令（＝労働安全衛生法施行令第21条）で定めるものについて、厚生労働省令で定めるところにより、必要な作業環境測定を行い、およびその結果を記録しておかなければなりません。また、有機溶剤、特定化学物質、石綿等、粉じんなどの有害な物質など取り扱う屋内作業場等などについては、「指定作業場」として作業環境測定士による測定が義務付けられています。
当社では、十数名の有資格者（放射性物質を除く）が在籍しており、作業環境測定のほか、局所排気装置の点検等も実施しています。
■参考資料・リンク先
アクティブ法による試料採取
ホルムアルデヒドの分析(HP-LC)
近年、住宅の高気密化などが進むに従い、建材等から発生する化学物質などによる健康影響：「シックハウス症候群」が問題となっており、様々な対策が推進されています。
このうち、厚生労働省により定められた室内濃度指針値とは、現時点で入手可能な毒性に係る科学的知見から、ヒトがその濃度の空気を一生涯にわたって摂取しても、健康への有害な影響は受けないであろうと判断される値を算出したものであり、シックハウス対策の目安となっております。
当社では、新築・改築時のシックハウス調査の他、学校校環境衛生基準に基づくダニ・アレルゲン簡易検査なども行っております。
■参考資料・リンク先
シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会(厚生労働省HP)
建築基準法に基づくシックハウス対策について(国土交通省HP）
シックハウスに係る室内濃度指針値(PDF)
建築物環境衛生管理基準
空気環境測定
興行場、百貨店、店舗、事務所、学校等の用に供される建築物で、延べ面積が3,000m2以上の規模を有する特定建築物（学校については8,000m2以上）については、その特定建築物の所有者・占有者等に対して、「建築物環境衛生管理基準」に従って維持管理を行うことが義務づけられています。
この「建築物環境衛生管理基準」は、「空気環境の調整、給水及び排水の管理、清掃、ねずみ、昆虫等の防除その他環境衛生上良好な状態を維持するのに必要な措置について定める」と規定されており、快適な環境の実現を目的とした基準となります。
■参考資料・リンク先
位相差顕微鏡による検鏡
アスベスト（石綿）は、昭和40年代ごろから主に建築資材（防音材、断熱材、保温材など）として使用されてきました。その後、アスベストの発がん性が問題となり、日本では昭和50年に吹き付けアスベストの使用が禁止されました。
当社では、建物の解体時のアスベストの調査や建材中のアスベスト分析等、様々な測定・分析・調査を行っています。
また、（社）日本作業環境測定協会主催「石綿分析に係るクロスチェック事業」に参加しており、分析精度の向上に努めています。
■参考資料・リンク先
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もしくはお電話（0776-22-2771）、メールアドレスinfo@hokukanken.jpよりご連絡ください。
ご依頼の内容に基づいて改めて検査手数料、納期などをお見積りいたします。
※お見積り以外にも、検査の依頼の有無に関わらず、ご質問も受け付けております。
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