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4.安全な水・おいしい水

安全な水とは

水道水は、水道事業体(市町村)により水源や浄水過程の水質管理について、厳しく管理されていて「安全な水」です。
水道法に規定された全項目(51項目)検査に合格し、塩素消毒された水です。
各種の化学物質の利用拡大に伴い水源の微量汚染が心配されはじめ、高度浄水処理など安全な水を供給するためにさまざまな試みがなされています。
(全項目の項目については水質検査成績書の見方を参考にしてください。)
井戸水なども全項目に合格すれば「安全で衛生的な水」と言えます。

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おいしい水とは

厚生省が昭和60年に発表した「おいしい水」の要件は表2のとおりです。

■表2 昭和60年度厚生省発表おいしい水の要件
蒸発残留物 30~200㎎/l
硬度(Ca,Mg) 10~100㎎/l
遊離炭酸 3~30㎎/l
有機物等 3㎎/l以下
臭気強度 3以下
残留塩素 0.4㎎/l以下
水温 20度以下

「おいしい水」についての多くの研究・検討の結果をまとめてみますと以下のようになります。

1)ミネラル成分が適度に含まれていること
2)異常な臭いも味もないこと
3)二酸化炭素(遊離炭酸)及びケイ素が適度に含まれていること
4)水温は10~15℃位が適温
(体温より20~25℃低いときに最もおいしく感じます。)

4.安全な水・おいしい水 | 5.水質検査の種目

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