我が家では、畑に梅の木を8本程度植えているのですが、今年はたくさんの花を付け、梅の実も多く実っています。
まさに、歌集「万葉集」の梅花の歌32首の序文から引用した新元号「令和」を祝うかのようです。
この梅の実は、名のとおり梅雨に入る6月に収穫をします。その後、夏に葉を茂らせ、秋に落葉を迎えますが、落葉した枝には、すでに次の年の新芽や花芽が小さいですが付いています。このような連続性のある生命力あふれる樹木は、少ないのではないでしょうか。
11月~12月には、新芽や花芽の付き具合を見ながら剪定をします。そして冬を迎え、雪降り積もる中でも、つぼみは少しずつ大きくなり、2月~3月に花を咲かせます。このような凛とした梅の木を万葉のころより、日本人は愛でたのでしょう。
平成29年に漬けた梅干し 平成30年に浸けた梅酒
投稿STAFF 山田