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研究所NEWS

福井市豊小学校の環境学習に指導員として協力[2006.07.19]

福井市豊小学校の環境学習に指導員として協力

7月14日(金)、福井市豊小学校の5年生が、5つのコースに分かれ学校周辺の環境について学習を行いました。
当社では、日頃の業務内容を生かし、調査に必要な機材を貸し出すと共に、豊地区大気調査班と狐川水質・水生生物調査班との2コースに職員を5名派遣、学習の指導を行いました。
当日は、心配された雨も上がり、蒸し暑い中ではありましたが、豊小学校の児童達は、大変熱心に調査に取り組んでくれました。
大気調査班は、フェニックス通りや公園へ出かけ、騒音や大気の測定を行いました。騒音測定では騒音計を用いて、地域の音の大きさの比較を、大気ではガス検知管を用いて窒素酸化物NOxと二酸化炭素(CO2)の濃度を測定しました。また、自動車の排ガスを測定し、窒素酸化物や二酸化炭素がどれくらい多く含まれているのかを調べました。
狐川水質・水生生物調査班は、JR花堂駅前の狐川へ入って、まずゴミ拾いをした後、川底に生息する水生生物の採集を行い、カワニナやタニシなどの貝類、アメリカザリガニ、シオカラトンボのヤゴ、ヒルなどを採集しました。また、簡易水質検査キットを用いて、狐川の水や石けん水などでCOD(化学的酸素消費量)を測り、水の汚れを調べました。
このような活動を通し、子供達が身近な環境に興味を持ってくれることを期待します。

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